絶対音感とは


☆絶対音感をつけるレッスン

当スクールでは、ピアノのレッスンを通してソルフェージュ(音楽の基礎知識全体)を身につけることを目標としています。その一環として、絶対音感をつけるレッスンを導入していることが特徴となっています。
絶対音感は、基本的に6才以下の子供だけが身につけられる特殊能力です。
これは、何もしなければ20万人に一人しか身につきませんが、2才から6才の子供には、ピアノを通した聞き取り練習によって身につけることができます。また絶対音感の習得期を過ぎた年齢(7才)以上の生徒には、相対音感がつくように効果的なピアノ指導を行います。

☆絶対音感習得のメリット

絶対音感を身につければ、音楽を心から楽しむことができ、ピアノはもちろんいろいろな楽器に楽に取り組めるようになります。例えば、楽譜を見なくても耳で聞いただけですぐにピアノで弾くことが可能です。ピアノレッスンでは、絶対音感が身につくことで、暗譜も自然にできるようになります。

☆「絶対音感」と「相対音感」

 「絶対音感」とは、「ある音を単独で聞いたときに、ほかの音との比較なしに、その音の音名、または任意の楽器上のそれに対応する位置を指示できる能力」です。

つまり、いきなり聞いた音を他の音の高さと比べなくても、すぐ音名がわかったり、楽器で弾くとしたらあの音を弾けばよいということがわかる力のことです。

例えば、いきなり「レ」の音を聞いて、その音が「レ」だとすぐにわかります。

 「相対音感」とは、「前の音からどのくらい離れているかを聞くこと」「調性の枠組みを使って聞くこと」です。いきなり音を聞いても、音名はわかりませんが、音を比べる手がかりをもらえばわかります。

例えば、いきなり「レ」の音を聞いて、その音が「レ」だということはわかりません。

わかるのは、「この音は『ド』です。」と言って「ド」の音を聞かされ、はじめに聞いた「ド」と比べて、つぎの音が「レ」だということがわかるのです。また、「この和音はハ長調の『ドミソ』です。」と言って「ドミソ」の和音を聞かされ、「では、この音は何でしょう?」と「レ」の音を聞かされたときに、ハ長調の「調性感」をつかって、その音が「レ」だということがわかるのです。

したがって、「相対音感」をつけるためには、「スケール」「移調奏」「聴音」などの練習による「調性感」をつけるトレーニングが必要です。
以上のように、「絶対音感」と「相対音感」はまったく違う音感です。

「絶対音感」がつくと、それだけでたいていのことが一見上手にできてしまいます。     しかし、絶対音感をもっているために、ほんの少しピッチが高いCDを聴くのも気持ちが悪くて音楽が楽しめないといった「不便な絶対音感」の話もあります。
「絶対音感」がついたあと、きちんと「相対音感」をつけることが、本当に音楽を聴いて楽しむ上で、素晴らしい宝となります。